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ヘナとくぼっち

Sun.26.10.2008 0 comments
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ゆくゆくは、福岡で自分のお店を開きたい。
という夢を持った友だち「くぼっち」が
東京から地元の福岡に戻ったのは今年の3月で、
日曜日に約半年ぶりに再会しました。

くぼっちとは高校からの友達で、彼女が美容師になるために
東京に出て来て以来ずっと、
7~8年くらいわたしとにゃりちゃんの髪の毛の面倒を
見てくれていました。
ド金髪のおかっぱにしたときも、
くりくりのアニーヘアーにしたときも、
テクノカットもアシンメトリーもスパイラルもエクステも、
全部くぼっちにしてもらっていて、
ほぼツーといったらカァーの仲だったので、
始め福岡に帰ると聞いたときは、
これからわたしたち、どうしたらいいの?!
と軽く混乱しましたが、
彼女が福岡でお店を持ちたいというのを知っていたので、
それに一歩近づいたと思うと、それはそれで嬉しいことだと
手を振って見送る事が出来ました。

くぼっちと髪型を決めるときはいつも相談から始まります。
こんな風にしようかな~というぼんやりとしたイメージを話すと、
じゃあ、こういうのはどう?! 
とくぼっちが思いもよらぬアイデアを出し、
紙に絵を描いてみせてくれます。
いいね! いいね! じゃあ、こういうのにしよう! と
どんどんふたりのテンションがあがっていって、
新しい髪型が生まれます。
そのやりとりが最高に楽しいのです。
半年ぶりでも、そのやりとりは絶好調で、
わたしだけでは想像もつかないような、
ヘアカタログとかには載ってなさそうな新しい髪型がうまれました。


sa081026_02.jpg
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くぼっちが4月から新しく働いている美容院は
個人経営のこじんまりとしたあったかなお店でした。
店長さんが少しかわりもので、
壁には手作りの時計や100年カレンダーが飾ってあり、
手作りクッキーや肌に優しいタオルなど、
店長が気に入っていいと思ったものをお店においてみるそうです。
そして何故だかそれを買っていくお客さんもけっこういるんだよーと
くぼっちが言っていました。
店長はヘナの仕入れもやっていて、
お店ではもちろんヘナを扱っています。
ヘナ、初めて使いましたが、すごくいいです。
ヘナというのはインドやネパール、
パキスタンなどの西アジアに生えている草で、
それを乾燥させたものをすりつぶして水で溶いて
ヘアカラー材として使います。
色素を抜いて色を変えるヘアダイとは違って、
ヘナ染めはトリートメント成分もあり、
髪の毛に定着したあとは、
頭に天使のわっかが2重にできるくらいにツヤツヤで、
1本1本、はずむようなコシがでてきました。
しばらくは少し草っぽい匂いがしましたが、慣れてしまえば、
小学生のとき住んでいた社宅の周りにあった田んぼを思い出す
懐かしいような気分にもなって、
わたしは嫌いではなかったです。
ただヘナは草そのものなので、
人によっては合う合わないがあるので、
全ての人におすすめすることはできないそうです。
ヘナはヘアマニキュアと同じように、
髪の毛一本一本を包み込むようにして色をつけていくので
ドロドロのヘナ液を隙間なくべったりと髪の毛に塗りたくります。
頭の上で泥んこ遊びをしているみたいです。
洗い流して乾かすときれいな赤っぽい茶色に染まっていて
化学実験をしているようで面白かったです。

今まで使っていたカラー材は、
きれいに色が染まってもその分髪へのダメージが強く
髪の毛が痛んでしまうというその矛盾が、
髪の毛をきれいにしてあげる側としては気になっていたけれど、
ヘナではそういうことはないので、
快く勧められると言っていました。
色んな知らない事を覚えられるし、いいところに来たよ、
と彼女がいつもの笑顔で言うので、
その笑顔が全てを物語っているなぁとわたしは嬉しく思いました。

どこへ行っても人に何かしてあげられることがあるから、
この仕事を選んで、ほんとうによかった、とくぼっちは言っていました。
ほんとうに! はさみとパーマをくるくる巻くやつと、
パーマ液、カラー材ひととおり車につめて、
移動式美容院をやって日本を回ってほしいよ。
3ヶ月に一回、くぼっち美容院が街にやってくる! とかさ、
外国に行って道ばたに5人くらい子供が並んで座って
右から順番に髪の毛切っていったりとかね、など、夢みたいな、
でもほんとうにくぼっちだったらできそうだな、
と思いながら、そんな話をしました。

適職、というものがあるのなら、
くぼっちは美容師さんがまさに適職だと思います。
技術やセンスやアイデアはさることながら、
誰にでも親しみを感じる話し方、
くだらない話でもいつも楽しそうに聞いてくれるところがあって、
人に心をすぐに開ける人なんだなぁと話してて感じます。
それから、シャンプー台で背中が倒れる椅子に座って
あおむけに頭をあずけてシャンプーしてもらうときの、
やわらかで力強い指にすっぽり包まれたときの気持ちよさと言ったら!
わたしはあまりに気持ちよすぎて、一瞬の間に、
真っ青な海を前にした真っ白な砂浜にポツンとある
真っ白なベンチの夢を見ました。
It's a magic !

くぼっちの行きつけの素敵なフレンチのお店でご飯を食べ、
フェアリーな喫茶店でお茶をしてたくさんおしゃべりをして、
お互い今ががんばりどき!がんばろうね!
と言い合って、最終間際のバスで帰りました。

移動式美容師さん、わが町に来てくれるの、
にゃりちゃんと楽しみに待ってるよ!!

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