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富士やーまん日記 その4 ー下山!下山!ー

Thu.04.09.2008 0 comments
sa080901_04.jpg


そして、ここからがたいへんでした。
終わりの見えないじゃりじゃり道。
足首くらいまでうずもれる砂利の中をざくっざくっと下って行きます。
それが、永遠に続きます。
周りには、人っこひとりいません。
わたしたち4人だけで、かわらないじゃりじゃり道を、
ただひたすらに下ります。
山小屋もまるでありません。
灰色の風景の中、
こっち、と白い木の矢印が、
ぽつんぽつんと立っているだけです。
ものすごくさみしい、退廃的な空気さえ感じます。
ちょうどそう、登山する前々日くらいに
YOU TUBEで見ていたMumの
The ghosts you draw on my backというPVを思い出しました。

わたしはそのほりの深いじゃりじゃり道の歩き方を
見いだしたので少しは楽でしたが、
しばらく歩いていると靴の中がじゃりで埋め尽くされて
足が圧迫されるので、ほじってじゃりを出すような状態。
にゃりちゃんの足にはマメができて、うまく歩けないくらいでした。

途中、ガスって来て、前方がまったく見えなくなりました。
頼るものは、地面に張られたロープのみ。
遠くにおそらく山小屋に荷物を運ぶための使われるユンボが走っていて、
おーい!と手を降るも、親指を立ててみるも全く気付いてくれず
通りすぎてしまいました。
また、遠くに反対方向に登って行く4人組くらいの人がみえたので、
「すみませーん」と声をかけてみるも全く気付かず、
こちらも通り過ぎてしまいました。

しだいに雨も降って来て、ほんとうにこっちの方向であってるのか、
怖い話でよくある、ここ、さっきも通ったよ、
っていうアレじゃないのか、
きつねにつままれたような気持ちになって、
それでもひたすらロープに沿って歩いて行きました。
前方に、なにか白いものが見える!山小屋かもしれない!
祈るような気持ちで近づくと、もう使われていない山小屋の残骸でした。

絶望みたいな気持ちで(でもまだちょっと楽しい。)歩いていると、
車が一台、後方から走ってきました。
駆け寄って、
「すみません!御殿場口まで、あとどれくらいですか?
 こっちの方向であってますか?」と口早に尋ねると、
「まっすぐ、あと5分くらいですよ。」との返事が。助かったー。
そしてしばらく行くと、茶屋が現れ、
突然わたしたちの下山は終わりました。

タクシーを呼び、御殿場の駅まで運んでもらいました。
電車が来るまで時間があったので、
「とんかつ そば テレビで紹介されました。」という看板のあるお店に入り、
みんなでがっつりしたものを食べました。
お店の中に 7月1日山開き とかかれた
富士山の写真の載ったポスターが貼ってあり、
「あれに、登ったんだねー」とみんなでしみじみ眺めていました。


富士山の感想は、一言では言えないです。
楽しかった、つらかった、きつかった、苦しかった、
感動した、たくさんたくさんあります。
全部ひっくるめて、すごい充足感の中にいる状態です。
登るときは頂上を目指していくのだけど、
でも登山の目的は、頂上だけじゃないんだな、と思いました。
その全部が全部、目的みたいな感じです。
そしてまた行きたい。
違う富士山の顔を見てみたい、と思うのであります。


ほんとうに、みんなと行けてよかったです。
ありがとう富士山!しーくらへっぽこやーまん隊のみんな!

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