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映画やニュースを見て思ったこと

Tue.01.02.2011 0 comments



おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画を見ました。
世界中で1日に約20億杯も飲まれているコーヒー、
たとえば、コーヒーショップで買うトールサイズのコーヒーが
1杯330円のとき、コーヒー農家に支払われる金額は
3~9円しかありません。
そこには不公正な取引(※)が行われているということでした。


何年前からか、世界的にもコーヒーブームになって
コーヒーの消費は増えているのに、
コーヒー農家は貧しく、教育を受けることもできず、
食料危機に見舞われています。
画面にはガリガリの子ども、「基準」に達しないからといって
治療さえも受けれない子どもの姿が映っていました。


小さいころ、
ご飯を食べる前、いただきますを言うときに
「この野菜を育てた人、牛や豚や鶏を育てた人たちに
感謝して食べなさい。」って
母に言われて来たことを思い出しました。

コーヒーをものすごくたくさん飲んでも、
コーヒーを育ててる人の生活は、そんなに潤うわけじゃなくて
どんなに感謝しても、それがお金という形で表した場合、
それが彼らにはわずかしか届いていないということ。
この人たちがいるから、おいしいコーヒーが飲めているというのに。。。


発展途上の国の人が作ったものを適正な価格で買うことで
その国の人たちの生活と生産が持続できるようになる
フェアトレードというものがあります。
そういう言葉があるということは、
フェアトレード、といわれていないものは、
フェアじゃないのかな。
そう思うと、何も知らないで普段生活していることがとてもこわく感じます。

でも、そういう問題はとても入り組んでいて、隠されていて、
わかりにくくなっているので、簡単に真実を知ることはできません。
真実がなにかも、判断するのがむずかしいです。


アメリカで9.11があったときに、
自分にはなにができるだろう、考えなければ、と思いました。
でもいまだに、自分にできることを具体的に見つけることは
できていない気がします。

でも、なにが真実なのか、ほんとうはそれがわかることが
一番いいのかもしれないけど
たとえわからなくても、なにかしらのことを知るということが
必要なんだと思います。

自分には、なにもできなかった、と思っても、
もしかしたら、なにかできるかもしれないし、
無意識のうちにできているかもしれません。
何も知らなかったら、そこから先に進むことはないから。


* * *


昨日、Twitterを通じて知った
エジプトの若者からのメッセージ」という記事を読みました。
前書きにあるように、これが本当に現地の人からのものかを
わたしたちは確認することはできないけれど、でも、これを読んで、
エジプトがどうなっていくのか見ておかなくちゃ、と思ったし、
全く知らなかったことが、ここにはたくさん書かれていました。
それが真実かどうかはわからないよ、ということもできるけれど
それ以前に、そういう可能性もあるということは
やっぱり知っておくべきことなんだと
わたしは思います。


話があちこちしてすみません。
映画やニュースを見て、思ったことです。


■「おいしいコーヒーの真実」(2006年イギリス/アメリカ)
監督:マーク・フランシス&ニック・フランシス
出演:タデッセ・メスケラ 他

■フェアトレードについて
フェアトレード リソース センター [FTRC]
フェアトレード・ラベル・ジャパン

※NY市場で行われるその不公正な取引が具体的にどういうものなのか、
きちんとわからなかったので、
見終わってインターネットで調べてみたら
コーヒー豆の産地と消費者の間には6段階の仲卸会社が入っているために
膨大な手数料が上乗せされていて、
買い取る側の商社が価格を支配しているので、
産地からの買い取り価格が下がっても、
農家はほかに売るところがなく、
安い価格でも豆を売るしかない。というシステムになっている。
ということでした。
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「空気人形」

Sun.15.08.2010 0 comments
うちの近くのゲオが、新作も旧作もなんでも80円!セール
をやっていたので、「空気人形」を借りて来てみました。


空気人形  2009/日本 
監督:是枝裕和 原作:業田良家
出演:ペ・ドゥナ ARATA 板尾創路




きれいで残酷で
悲しくて微笑ましくて
優しくて恐ろしくて

いくつもの相反する感情が
いっぱいつまった映画でした。

でも本来はそういうものなんでしょう。
あらゆることは、ひとつの感情におさまりきることはできない。


男女でも、
好きなもの同士なのに、うまくいかなかったり
親子でも、
すごく近いのに、遠くに感じたり
友達でも、
気にしあってるのに、そっけない様子をよそおったり。


一筋縄にはいかないことばかり。


劇中にながれてきた、吉野弘さんの詩。
世界がこんな風だったらいいと思うし、
きっと世界はこんな風なんだろうと思います。





生命は    吉野 弘


生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

ダブリンの街角で

Tue.26.01.2010 0 comments
ダブリンの街角で
男はギターを弾いて歌を歌う
歌うのは失恋した彼女の歌
男の仕事は掃除機修理屋

通りすがりの女の子は
ダブリンの街で
花を売ったり雑誌を売ったりしてる

歌を聞いて女の子は男に話しかける
ふたりはお茶をしたり
一緒に歩いて話をしたりする
女の子はピアノを弾くけれど
アイルランドでは高くてピアノは買えないから
楽器屋さんでお昼休みの1時間だけ
ピアノを借りて演奏している

ふたりはそこで、一緒に男の作った歌を歌う
男のギターと歌と女の子のピアノと歌が
楽器屋の2階に響く

バスの中で女の子の質問に対して男は歌って聞かせる

「ぼくは掃除機修理のフラれ男
 ぼくは掃除機修理のフラれ男
 いつかまた彼女をふり向かせてみせる
 それまでぼくはフラれ男」



男は、フラれた彼女の歌を歌い続ける
やがてレコーディングをして
イギリスに行こうとする
夢を持って
彼女を追って
女の子を誘って


* * *


ふと見た映画だったけれど
とっても良かった
男のギターと歌と女の子のピアノと歌が
とっても良かった
バンド仲間との演奏も
とっても良かった
夜の街をパジャマとスリッパで歩きながら歌う
女の子の歌もとても良かった
美しいメロディがたくさんあった


もしビデオやさんで思い出したら見てみてください。

音楽の好きなきみや
女々しいぼくや
ロマンチックなあなたは
きっと気に入ると思うよ。

* * *

ONCE ダブリンの街角で (2007/アイルランド)

監督 ジョン・カーニー
出演 グレン・ハンサード(The frames)/マルケタ・イルグロヴァ

「見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい。」

Sat.19.09.2009 0 comments
sa090918.jpg


早起きをして阿修羅さまを見に行ったら長蛇の列。
ようやく辿り着いた阿修羅さまの前で、そのお顔をじっと見つめていたら
「あなたの苦しみは、わたしの苦しみでもある。」
と阿修羅さまからの声が聞こえて来て、
来年、きっとインドに行く、と心に誓った。

というような日記を母のサイトで読んでふと、
わが家のひかりテレビの無料で見れる映画チャンネルにあって
気になっていた「ガンジー」という映画を見てみました。
気になっているけれど、そのままにしていること、ってありませんか?
わたしはけっこうあって、いいタイミングが来たぞ!と思ったときに
フタをあけてみるんです。おしりが重いと言えばそうだけど。


その映画はガンジーの弁護士時代から始まって、
狂信的なヒンズー教徒に暗殺されるまでの生涯を追っていて
ガンジーという名前はよく知っていても素晴らしい人らしい、
ということくらいしか知らなかったわたしには、
とてもわかりやすい映画でした。3時間の大作です。

ガンジーは、暴力を使わずに闘い続けた人でした。

イギリスで弁護士となった若かりしガンジーは、
インド人が多く移住している南アフリカに向かう列車の一等車に乗っていたところ、
ここはインド人の座る席ではない、と車掌から外に放り出されます。
差別を受けて激しい怒りを覚えたガンジーはインド移民に呼びかけて、
インド移民にだけ携帯を義務づけられていた身分証を焼き捨てます。
イギリスの警官に踏みつけられても、
ガンジーはそれを焼き捨てることをやめませんでした。

インドに戻ったガンジーはインド国民から英雄として迎えられます。
インドのイギリスからの独立を求め、「非暴力・不服従」を唱え、反英運動を行います。

第二次世界大戦後、国力の衰退したイギリスは、
インドを植民地として運営していくことが困難になり、インド連邦が成立します。
しかし「あくまでインドは1つの国である」というガンジーの主張通りにはいかず、
インドとパキスタンの分離独立となり、
そのため国境を中心としてヒンドゥー教徒とイスラム教徒との間の衝突が激化し、
内戦状態になります。
それを悲しんだガンジーは断食を行い、民衆に武器を捨てさせることに成功します。
両教徒間の衝突もおさまろうとしていたころ、
狂信的なヒンドゥー教に暗殺され、78才の生涯を終えます。


「非暴力・不服従」という思想のとおり、
すごいと思ったのは、暴力をふるわれても、
たとえ銃で撃たれて多くの命が犠牲になったとしても
同じように暴力で抵抗することがなかったことです。
かといって、だまって従うのではなく、
イギリス製品の綿製品を使わず、伝統的なインドの綿製品を着用するように呼びかけたり、
イギリス商人から塩を買うことを止め、インド洋から塩を取るべく、
360kmにもなる塩の行進を行うなどして、
何度もそれでガンジーはイギリス政府に逮捕されましたが
徹底してその精神をつらぬき、民衆の支持を得ました。
また暴動が起こるごとに、ガンジーは断食を行い、「非暴力」を主張しました。

ガンジーは言います。
この世の悪魔は、我々の心の中にいる。

ものすごく強い言葉だなと思いました。
そして早く多くの人がそのことに気付けば、戦争とかテロとかそれに対する報復戦争とか、
そんなものはなくなるんじゃないか、と思いました。
「人類は、非暴力によってのみ暴力から脱出しなければならない。
 憎悪は愛によってのみ克服される。
 憎悪に対する憎しみをもってすることは
 ただ憎悪を深め、その範囲を広げるだけである。」
もう理想や幻想ではなく、
ほんとうにそうだということを、多くの人がわからないといけないんだと思うんです。


、、、と、こんな風な日記を書こうと思ったのもにゃりちゃんの日記を読んだからで、
久々にエッセイというかちゃんとした文章を書こうとしたら全然書けなくて、
もう一方向的な日記とかはしばらく書かないようにしよう、と最近思ったものの
いや、でも、日記は日記として、
思ったこと気付いたことを書き留めておく場所として大事だ、日記は日記だ、
って思ったので、忘れないように、書くことにしました。

ああ、寝なくちゃ。





「ガンジー」(1982/インド・イギリス)
監督:リチャード・アッテンボロー 
脚本:ジョン・ブライリー 
主演:ベン・キングズレー

落下の王国

Sun.24.05.2009 0 comments
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「もう3ヶ月も歯がはえてこないの。」

「象って海を泳ぐんだね。」

「ほんとうは右手の感覚がないの。」

「象の中身は空洞だから水に浮くのよ。」

「ぬけた歯は宝箱のなかにいれておいたわ。」

「右手はきっとまだ眠ったままなのね。」


アレクサンドリアは病院のベッドの上でロイにそう話しかけたかな。
これはわたしの作り話だけど、
ロイがアレクサンドリアに話した作り話も
それを話したとたんに主人公に息が吹き込まれて
砂漠や深海や宮殿や荒涼とした大地の中にいたりする。
話していないときは、パッと消えていなくなって
一度忘れても、また思い出したときに、主人公はそこにいてまた生きてる。


人の考えることは、どこまでも自由だー。


The Fall 落下の王国」 2006/アメリカ
 監督・脚本:ターセム 衣装デザイン:石岡瑛子
 出演:リー・ペイス カティンカ・アンタルー

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